前日が雨で順延となり、京の節分が見られる楽しみを期待して、蹴上に向かう。
蹴上を出ると、赤レンガのトンネルをくぐる。
大邸宅群を横目に南禅寺に向かう。
しばらく歩くと三門が見える。
門をくぐると大方丈が堂々と迎える。
臨済宗の大本山の威厳である。
寺の中に赤レンガの水路が高くそびえる。
少し上がると、琵琶湖からくみ上げた水が水路を通じて流れ込む。
下から見上げた風景と、上からの風景が一致しない。
しかし明治の初期にこんなものがよくできた。
話を戻して、蹴上には貯水池、水力発電と大工事を古都に出来たものだ。
南禅寺の広さを感じながら、哲学の道に向かう。
入口に熊野若王子神社がある。
熊野詣りを始める前に、ここ熊野若王子神社で浄めてから出発したらしい。
洛中には、熊野三山がある熊野神社、新熊野神社ここ熊野若王子神社である。
哲学の道に戻り、疎水に沿って歩き出す。
橋を渡り、大豊神社に着く。
医薬、学問、勝運、災難、火難、商売繁盛、七福神、縁結びの神様t多彩な神社。
七福神の酒を購入(京都でなく、岩手の盛岡市の酒)
山道を歩くと法然院に着く。
山門をくぐると、「白沙殿」と言われる白い砂で構成されている造形が目に入る。
秋には、紅葉で寺全体を引き立てる。
この寺には「住職による法話」が有名である。
時間が合わず庭を散策して昼食場所を探す。
食後、銀閣寺に向かう。
銀閣寺に通じる参道は、お土産屋さんでいっぱい。
背の高い生垣を通り入口。
まず目に入ったのは白砂で造った円錐形と銀閣寺を見る。
山道を登り始めると、苔の手入れをする方が丁寧に苔を移動する。
息を切らして展望台に着く。
京都の一部を見渡し、室町幕府、足利義政公が隠居生活を送った気持ちを味わう。
京の節分を体験する時間となった。
千本釈迦堂である。
鎌倉時代の古式による赤鬼・青鬼退治、年男・年女による豆まき(豆でなくピーナッツ)。
福が内に来ただろうと感じて帰路へ。
寛・・・古都の行事をうける
裕・・・今年も七福神よ。よろしく
塾・・・少し歴史も感じたかな
平成二十四年二月三日
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